看護部ブログ
実習指導者養成講習会
2024-12-09
実習指導者養成講習会を行いました。
『令和6年 看護協会主催の実習指導者講習会』を受講した看護師より、指導者の役割や指導の際のポイントなどについて講義を受けたのち、今までの実習指導で効果的だったことや、難しかったことなどについてグループワークを通して意見交換を行いました。
これまでの指導を振り返り、指導においての今後の目標を見出すことも出来ました。
看護学生だけでなく指導する側の私たちも、実習受け入れを通して学び得られるものが多くあります。
今回の研修での気付きを、今後の実習指導に活かしていきたいと思います。
ラダーⅢ 身体拘束について考える~身体拘束最小化に向けた取り組み実践報告~
2024-12-03
8月から10月までの3ヶ月間を掛けて、『身体拘束最小化に向けた取り組み』を各部署で実践してきました。
今回の研修会では、この3か月間の取り組みによる成果報告を行いました。
ラダーⅢは各部署のリーダー的立場であることを活かし、組織単位で身体拘束を回避する方法を提案し、チームメンバーへの指導・実践することが求められます。
どの部署も身体拘束最小化に向け、チームメンバーと共に患者個々のカンファレンスを行い、個別性のある取り組みを実践しました。
この3か月間の過程を模造紙にまとめ、プレゼンテーションを行うことで自分たちの看護を振り返ることが出来ました。
また、お互いの発表への質問や感想をディスカッションすることで、実践してきたことへの確信と自信にも繋がりました。
当院のラダーⅢメンバーは現在17名です。
この17名がリーダーシップを発揮し、自部署から看護部全体を支える大きな力となっていくことでしょう・・。
ラダーⅠ シミュレーション研修
2024-10-26
ラダーⅠを対象にシミュレーション研修を行いました。
早朝の観察に行く場面を設定し、複数の患者把握と優先順位を考えた対応が出来ることを目標としました。
患者役となった役者さながらの先輩看護師に、緊張と戸惑いも見られましたが、普段の丁寧な関わりの様子が垣間見え、それぞれにあった対応についても考えることが出来ていました。
日頃の自己学習はもちろん、事前の情報収集から予測して関わることや困ったときは先輩看護師や医師への報・連・相を大事にすることなど、今回の研修を通して考え、感じた気付きを大切にし、今後の看護へ活かされることを期待しています。
ノロウイルス感染対策研修
2024-10-07
感染リンクナース会主催で、希望する看護師を対象にノロウイルス感染対策についての研修会を行いました。
研修会では、感染委員からノロウイルスについての講義の後、グループに分かれて吐物処理の実技を行いました。
また、適切な感染防護具の着脱ができているな、防護具を着衣後、手袋に蛍光塗料を付けて脱衣を行い確認しました。
受講した看護師からは、「実践することで具体的にイメージすることが出来た」「防護具を脱いだ時、腕に蛍光塗料がついてしまった。適切な技術を身につけたい」などの感想がありました。
これからも研修や日々の実践を通して知識・技術を磨き、患者さんやスタッフ一人ひとりが安心・安全に過ごせるよう励みたいと思います。