医療法人十字会　野島病院｜鳥取県倉吉市

今回は急性期病棟配属の新人看護師2名の他部署体験（障害者病棟）が行われました。

人工呼吸器装着中の口腔ケアや腹水穿刺の見学、足浴・手浴、胃ろう患者の食事注入を実施しました。

また、自部署で体験することのできない気管切開患者のカニューレ交換の見学も行いました。

急性期病棟に比べ、いつもより多い清拭、体位変換、おむつ交換を行いながら、『ここはとても体力がいりますね』と額に汗を浮かべている様子が印象的でした。

『今、私たちは急性期病棟で勤務していますが、転入の際にこれだけはきちんとしてあれば助かるという事はありますか？』といった質問を受け、入職約1ヶ月で他病棟との連携を意識されていることに驚きと頼もしさを感じた1日となりました。

次回は、救急センター及び手術室の体験を計画しています。

今年度からの取り組みではありますが、新人さんたちの気づき、今後の活力になればと思います。

他部署の特徴を知るとともに、他部署職員と顔見知りになることを目的に、今年度より新人看護師の他部署体験を計画しました。

今回は地域包括ケア病棟配属の新人看護師２名の他部署体験（回復期リハビリテーション病棟）が行われ、初めは緊張した表情の2人も、患者さんや職員と関わるにつれ、良い笑顔を見せてくれました。

退院に向けたカンファレンスへの参加もでき、新しい学びと刺激が得られたことと思います。

新人看護師の2人も、『自病棟では経験できない体験をすることができた。』『他職種との関わりの大切さを感じ、患者さんが安心して療養できる環境を整えるためにも、セラピストなど他職種と協働した提案ができる看護師になりたい。』と思いを新たにされていました。

初めての取り組みでしたが、患者さんも受け入れた職員もフレッシュな笑顔に癒されて、とても良い時間が過ごせました。

今年度は、社会人基礎力を養うための研修を３回に渡り計画しています。

第１回目は、『挨拶の大切さを考えよう』というテーマで講義とグループディスカッションを行いました。

グループディスカッションでは自分の挨拶に対する考え方について自由に発言を行い、その後、「自ら率先して挨拶する派」「挨拶されてから返事をする派」に分かれてグループワークを行いました。

例年新人研修初期は、自分の意見を述べることを苦手とする新人が多い傾向にありましたが、今年の新人たちは自らどんどん意見を発信し、活発な意見交換が行われていました。

今後も新人看護師４名の成長を見守りながら、次回の研修に臨みたいと思います。

新人看護師を対象に、心電図検査機器の操作と検査を行う際の注意事項について理解し、正しく検査を実施できることを目的に、研修を行いました。

臨床検査技師からの講義のあと、2人1組となって実践しました。

検査を行うにあたり、プライバシーの保持・声掛けなど、配慮が必要なことも学ぶことができました。

この研修の中で、積極的に実践に取り組む新人看護師の姿が印象的でした。